2011年9月12日月曜日

貝が海をきれいにする!?


みなさんこんにちわ、またまたインターンシップ生の末政です。
日が陰っても暑いですね!


ところで、みなさん、ムラサキイガイというものを知っていますか?



ムラサキイガイというのはムール貝の一種でリンや窒素を食べて成長する貝です。
じつは若松でムラサキイガイを利用して海をきれいにしようという実験が今行われています!
みなさんご存じでしたか?私は知りませんでした。

先日、私は、実際にそのムラサキイガイを見学しに行きました。
場所は若松、なかなかレトロな雰囲気漂う海辺。散歩にとても会う街並み。

そのそばで実験が行われていました。









そして中に入ってそばに立ってみるとこのような感じでロープが海にたれ下げてあります。
お話によると、ムラサキイガイはロープにつるしてある竹にくっついて繁殖、成長しているそうです。


それでは、このロープを引き上げてみてさっそくムラサキイガイとはどんなものか見てみたいと思います。


タグリ、タグリ・・・・・・・・・・・・・タグリ、タグリ・・・・・・・・・・・・・・タグリ、タグ!


を?何か見えてきました!



それでは、海をきれいにする素敵なムラサキイガイとごたいめーん。



・・・・・?

・・・・・・・・あれ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・?どれがムラサキイガイだ???


担当者の方にお伺いしてみますと意外な答えが・・・・・。 えっ!!!ムラサキイガイはエイにたべられたんですか!?
実はムラサキイガイは繁殖期は7~8月でして、赤潮が主に発生するのも7~8月だそうです。
時期を過ぎると、エイによって食べられこんな感じになるそうです。

ムラサキイガイはなぜ海をきれいにするかといいますと、ムラサキイガイの主食は海中のリン、窒素でして、これらがもし海で大量に発生しますと、プランクトンが大量に発生し、海の生き物が吸う酸素をほとんど使い果たし、窒息死させます。これらがいわゆる赤潮でして、毎年、漁業関係に大きな被害を与えます。 ですのでムラサキイガイは、プランクトンの餌を食べることによって、プランクトンの発生を抑え、海をきれいにしています。
また、ムラサキイガイは使用後も野菜の肥料としても利用することができ、実際に小学校の花壇や畑にも使われています。さらに、ムラサキイガイを吊っていたロープは、自然の力で分解でき、非常に環境にやさしいです。
こんな近くに環境を改善するため実験が行われていたことに私は驚きました。
  私は、将来、このような生物の力を借りることや、さまざまなアプローチから地球環境問題に取り組むことが必要であると学びました。
みなさんももし近くを通りかかることがあればぜひ立ち寄ってみてください。こんな小さな生き物でも地球を守ることができるということに目を向けてみてください。



エネルギーについての勉強会 kisイベント

こんにちわ。インターンシップ生の末政です。
今日は日差しが強いですね!立っているだけで汗が出てきます。

今回も引き続き私がブログを書いていきたいと思います。

本日は、インターンシップ2日目、
今日のお仕事は9月9日に第2回エネルギー勉強会、飯田哲也先生がご講演された「3.11後の日本のエネルギー戦略-地域からのエネルギー革命-」のアンケート集計など主に事務を行いました。
しかし、本当にこの講演はすばらしかったですね!
目からうろこな話を聞くことができました。

講演内容を簡単にお話しますと、
「日本のエネルギー事情、原子力発電所の実情、日本における再生可能エネルギー、海外における再生可能エネルギー」についてでした。
私は、正直、原子力発電所はどちらかというと賛成でした。
やはり今の日本の実情を考えると自然エネルギーにたよるのは不安がありますし、言っても原発を利用しないと日本の電力は賄うことができないと考えていました。
しかし、今回の講演は一味も二味も違っていました。
こんなにも具体的な数字で明確に資源エネルギーの有効性を示されたこと、実際に海外で成功した例を目の当たりしたことで資源エネルギーへの考え方が大きく変わりました。
今回、参加できなかった方はぜひ、飯田先生のお話を聞いてみてください、また、引き続きエネルギー勉強会は開催されていますので、ぜひ参加されてみてください。

さまざまな考え方や価値観が得られると思います。

2011年9月9日金曜日

インターンシップ

こんにちわ、今日から里山を考える会に8日間インターンシップを行うことになりました末政です。
今日から8日間、里山での活動やインターンシップを通して感じたこと考えたことをみなさんにお伝えしたいと思います。



それでは、自己紹介をさせていただきたいと思います。
私は、北九州市立大学大学院に所属し、大学では主に人工膝関節の研究を行なっています。
ちなみに、前回ブログを書かれていたなるみさんとは、学部時代の先輩で、偶然にも(?)、同じ職場で働くことになりました。いや~大学学部時代が懐かしいですね。また、なるみさんと一緒に活動できるなんて嬉しいです・・・。

今回はSUWという北九大の教育プログラムを通して里山を考える会を紹介していただきました。
しかし、私の研究は人工膝関節の解析という研究で、この里山を考える会とは接点がないと、不思議がられると思いますが、私は、環境という分野は、どの分野でも必ず必要であるものだと思います。
また、私自身も環境というものとても興味を持ていますが、とても漠然としています。
ですので、環境に対するソーシャルライフを変えるNPO法人里山を考える会とはどういうものなのか、また、環境関係のNPO法人で働くこととはどういうものなのかを体感したいというのが今回のインターンシップの目的です。

それでは、これから、8日間ブログを私が更新していきたいと思いますので皆さんよろしくお願いします。

そして、さっそく今から、小倉で飯田哲也先生のエネルギーについての勉強会に参加してきます。それでは行ってきまーす。

2011年9月2日金曜日

ペキン大学&早稲田大学

こんばんはなるみです。
台風が近づいてきていて風が強いですね!

今週は早稲田大学生とペキン大学生が北九州を訪れていました。
北九州の歴史を学び、企業を学び、それぞれのテーマのもとたくさん学んでいました。

里山を考える会にもNPOを学ぶ学生が6人来ました。
 里山のように有給スタッフがほとんどで
さらに若い人が多いNPOは珍しいとのこと!
 ポストイットを配り、各々質問を書いてもらい
ホワイトボードにはり、グループ分けをして質問に答えていきました。
 たくさん質問が出ました!
気になるのは給料の出所、金額のようですね。
その他にも人材の確保の仕方、育て方が多かったです。

質問のひとつに里山のミッションについてありました。
昔からある暮らしの知恵は、何千年も自然を壊すことなく続いています。
持続可能な生活の知恵、それを伝える為に活動をしていることを伝え、
その例のひとつに「ぞうきん絞り」を教えました。

ぞうきんの絞り方って当たり前のようにしってるよ!!
って言われるかもしれませんが、知らない人って結構いるんです。
おにぎりをにぎるように絞る人を見た時、はっ!としました。

ぞうきんを逆手にとり、ねじることにより水を飛ばす絞り方ひとつでも
無駄がなく、効率の良い方法ですよね。

そのことを伝えるついで・・・・に
クラブルームのぞうきんがけをしてもらいました!
 ぞうきんがけもみんなで競争しながらやると楽しいものです。
やりなれていないぞうきんがけをして結構きつそうです。。。
 楽しみながらいろいろ学んでもらったと思います。
こちらも語学の勉強をしなければと再確認でき、
有意義に過ごせたのではと思っています。

また遊びにきてください!