2012年8月27日月曜日

エンジ村で「銅版画づくり」

8月25日(土)26日(日)の2日間にわたり、エンジ村にて「銅版画づくり」ワークショップを北九州市環境ミュージアムで開催しました。合計17人の子供たちと保護者の方々に参加していただきました。

講師は、北九州を中心に活躍されているイラストレーターの浜方コオさんです。環境ミュージアムで教えて頂くのは今回が初めてとなります。そして今回は、講師のサポーターとして、新日鉄エンジニアリングのCSR活動チームの3W(トリプルウィン)の皆様にご協力頂きました。
みんな真剣です。

朝9時30分に集合し、簡単な説明と自己紹介をして、いざエンジ村へ!エンジ村とは新日鉄エンジニアリングの「エンジ」です。よく「園児」と勘違いされるのですが... 新日鉄エンジニアリング株式会社・北九州寮の敷地内に、地域のコミュニティ・ガーデンとして今年5月にOPENしたばかりのハーブ・ガーデンです。
ボンボリみたいな花、フワフワの葉っぱ、そして昆虫たち、子供達は自分のお気に入りの被写体を見つけ、思い思いにスケッチしていました。
エンジ村にてスケッチ開始!

環境ミュージアムに帰り、いよいよ銅版画づくりです。スケッチした絵をエッチングプレートと呼ばれる版に転写し、ニードルを使ってなぞるように彫っていきます。小さいお子さんには、ちょっと難しかったので保護者の方と一緒に彫っていきます。この作業が一番根気のいる作業なんです。お手伝いしていた大人の性格が出るようで、凝り性のお父さんなんかは細かい線描きに没頭していました...
エッチングプレートに絵を彫っていく作業。
そして作業は大詰めをむかえます。子供達が大好きなインク詰めの作業。手を真っ黒にして職人ばりの手さばきです。余計な部分のインクを拭き取ったら、圧延機と呼ばれるローラーで、中のインクを紙に刷ります。そして出来上がり!
インクを詰めの作業です。
ローラーを使って紙に刷ります。

出来上がり!浜方先生を囲んで記念撮影。
自分たちが描いた絵が、銅版画となる様子を体験し、大人も子供も大興奮でした。最後はみんなで記念撮影(25日の写真のみですが)。講師の浜方さん、参加して頂いた皆様、お手伝いして頂いた皆様、暑い中本当におつかれさまでした!

来月の9月22日(土)の戸畑フェスティバルの「エンジ村ブース」にて銅版画を展示します。詳細がわかり次第ブログにてお知らせいたします。

NPO里山を考える会は、新日鉄エンジニアリングさんや地域の方々と一緒に、今後もエンジ村を活用したイベントを定期的に開催していきます。
完成作品です。 
第2弾です(右下はWの作品です笑)