2012年7月11日水曜日

ハーブのチ・カ・ラ


はじめまして。
里山を考える会の石川です。

今日は私たちの事務所のお隣にできた新日鉄エンジニアリングさんの寮にある「エンジ村」をご紹介します。

エンジ村と名付けられたこのガーデンにはおよそ25種類のハーブの他に、ブルーベリーやリンゴの木も育っています。先月末には、新日鉄エンジニアリングの寮に住んでいる方々や、近所に住んでいる方々と一緒に収穫したハーブを使った「ハーブティ会」が開かれました。

あれから3週間。エンジ村にはチョウチョが飛び、たくさんの花が咲き、東田地域のユートピア的存在となっております。少し曇っておりますが、こんな様子です。



少し小さくて見えにくいのですが、木の間に小さく見えている赤い点。いつの間にやらリンゴの木にも小さな実がなりはじめました!これから3ヶ月かけてゆっくりと大きく育っていきます。


そして、たくさんのハーブたち。
ハーブには色々な効能があります。その中でも私が「おっ!」と驚かされたのが、ミャンマーの伝統薬。泊まっているホテルの受付のお姉さんが、ジャム瓶のプラスチック版のような容器を鼻にあてて、スーハースーハーと吸っていました。不思議に思ったので聞いてみると「これはね、頭痛に効くの!ほら吸ってみて。」と言われ、私も挑戦してみましたところ… 眠気覚ましのブラックガムの様に、スーッとする。しかも頭全体が。中を除いてみると、黒いコロコロした物体が30粒ほど入っていました。後で調べてみたところ、成分はクローブ・ペッパー・樟脳・ペッパーミントだそうです。

ミャンマーでは欧米からの輸入薬も出回っていますが、値段が高く一般庶民には手が届きません。そこで一般に流通しているが、植物をつかった自然薬品です。ちなみに先程ご紹介した頭痛薬は約50円で手に入ります。

少し話しが脱線しましたが、自然の力と、それを使いこなしてきた先人の知恵はスゴイなと考えながら雑草抜きをしている今日この頃です。

そろそろ蚊が出てきましたね。東田エコクラブのスタッフも、ゼラニウムを使って自家製虫除けスプレーなるものをつくっていました!

その効果はまた報告します。