2012年6月29日金曜日

世界を変えるデザイン展~プロダクト紹介〜vol.5~

世界を変えるデザイン展、プロダクト紹介ももう5回目です。

そして北九州市環境ミュージアムで世界を変えるデザイン展が見れるのも30日まで!
つまり明日まで!
 まだ見ていない方は是非足を運んでみて下さいね!


さて。
今回はひとつのエネルギーにスポットを当てたプロダクト数点をご紹介します。

現代の私たちの生活において、電気とはとても身近なものです。
しかし一方では、世界の約16億人(世界人口の4分の1)が、電気をつかえないという状況にあります。
この人たちの多くは電気に代わり、熱源や灯りを薪に頼って生活しています。

薪に頼る事は、使う人にとっての大きな負担(コスト面や体力面)になってしまうし、使い続ける事で森林伐採が進み、後に森林の砂漠化などの問題も出てきます。
生活に便利な機材を導入できたとしても、電池を買いにいく時間に一日の大部分を奪われ、他の事をするのに必要な時間が確保できないというケースもあります。



電気の供給や、燃料確保の負担軽減、後の砂漠化防止、
それらの課題にチャレンジする、
太陽光エネルギーを使ったブロダクトがたくさんあります。

世界を変えるデザイン展では、一つの家の電力をまかなうような高価で規模が大きいものではなく、小さくて気軽に使える簡単なものが多く展示されています。


まずはコチラ!
補聴器のための電力を太陽光発電でまかなう
Solar Aid(ソーラーエイド)というプロダクト。
手のひらサイズで耳のような形です。
 色もオレンジでかわいい!

プロダクト上部にソーラーパネルがついています。
その左下の穴に、補聴器をさして補聴器を充電します。


このSolar Aidを使う事で、補聴器の電池代もまかなえるし、電池を買いにいく交通費も節約になります。



次に「d-lightというプロダクトです。
このd-lightにはいくつかのシリーズがあり、それぞれ仕様が違います。

これは小さなタイプで、プロダクトの頭の部分にソーラーパネルがついています。


下の透明な部分にLEDライトが入っていて、フル充電で8時間もライトがつきます。
筒状のライトなので360度照らす事ができ、取っ手がついているのでそのまま手に持ったり、軽いので天井や壁にひっかけたりする事もできます。
明るさが強弱で二段階あり、強だと仕事や勉強、料理時に使え、弱だと暗い夜道を照らすなど用途によって明るさの調節が可能です。



こっちはライトとソーラーパネルが分かれているタイプです。
一日フル充電すると、なんと12時間も点灯します。
明るさの強弱は4段階で、勉強、仕事、ベッドサイドの灯りと使い方は様々です。
また、このタイプは照明だけではなく、太陽光発電してできた電気で携帯電話なども充電できる!なんて機能も付いています。



照明があるだけで、電気が無くて夜は寝るしかなかった人々でも、夜に勉強したり料理をしたりと有効に時間を使う事ができます。
 

The sun shines upon all alike.
太陽は万人を平等に照らす

なんて英語のことわざもあるみたいです。
太陽の光はみんなに平等で、そして再生可能なエネルギーです。
そんな太陽のパワーを借りて、持続可能な世界に変える。
そんなプロダクトたちでした。


北九州市環境ミュージアムの次は北九州市エコライフプラザにて展示を行います。
小倉付近にお住まいの方は是非エコライフプラザで!

「世界を変えるデザイン展」 

[運営]NPO法人 里山を考える会
詳細→ http://www.satoyama.cn/news/1206_1.html
 5.25(金)→6.30(土)
 北九州市環境ミュージアム 
 アクセス→ http://eco-museum.com/access.html
 開館時間9:00〜17:00(休館日:月曜日)
 入場無料 

 7.6(金)→7.30(土)
 北九州市エコライフプラザ
 アクセス→http://www.ecolifeplaza.com/gaiyou/gaiyou.htm
 開館時間 10:00〜19:00

 8.2(火)→8.31(金)
 山田緑地
 アクセス→http://yamada-park.com/access.html
 開園時間 9:00→17:00(休園日:火曜日)
 入場無料



2012年6月26日火曜日

エンジ村のハーブティーパーティー


こんにちは、大根田です。
梅雨の時期ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
雨や曇ってる空を見ていると、なんとなく気持ちが重〜くなってしまうこともあるかもしれません。

ですが日本の四季において、梅雨もとても大事な時期なんです。
恵みの雨が降って喜んでいるのはこの子たち。



この子は「エンジ村」ですくすくと育っているハーブです。
エンジ村とは、新日鉄エンジニアリング寮の敷地内にある、地域共生型のハーブガーデンのこと。
新日鉄エンジニアリングのCSR活動の一環です。
このエンジ村は地域のみなさんと一緒にハーブを育て、新たなコミュニティができればと作られました。
私たち里山を考える会も、今までのコミュニティづくりのノウハウを活かし、このコミュニティづくりの一角を担うこことなりました。

そして先日の6月24日(日)には、
第一回エンジ村ハーブティー会が行われました!
エンジ村で収穫できたハーブでハーブティーを淹れながら、これから共にエンジ村を作っていく皆さんとの顔合わせと、ハーブについて知ろう!というパーティーです。
今回は新日鉄エンジニアリングの方(寮に住んでいる方)、東田の地域住民の方、エンジ村の造園をして下さった株式会社ネーブルグリーンの方、里山を考える会のスタッフが集まりました。

ハーブをテーブルの中央に置き、癒しの空間を演出します。
あいにくの雨模様でしたが、13人もの人が集まりました。
最初はみんなの自己紹介から。
日頃から東田エコクラブのコミュニティーガーデンで野菜を作っている方や、寮のベランダで家庭菜園をやっている方など気合い十分なメンバーです。

 
ちょっとしたビンに挿すだけでも可愛いハーブ!

まずは東田エコクラブにて、
エンジ村の造園を担当して下さったネーブルグリーンのお二人からハーブについての簡単なレクチャーをしていただきました。

ハーブの面白いところは、チョキンと茎を切ったまま土に植えると、そのまま根が生えて根付き、また、根っこを二分にして分けて植えると、そこから土に根付いてどんどん増えていくところです。
なので、「うちはこんなハーブを育てているよ、エンジ村に植えよう」「私のうちにはこのハーブがないの、少しもらってもいいかしら?」など、どんどん『おもちより』や『おすそわけ』ができるんです!
ハーブでできるShare!ですね!


すこしハーブについて勉強したら、いざエンジ村へ!

今回はハーブの剪定をして間引きをする体験。
ハーブは生命力が強い分、ぶわっと増えるので、剪定など日々のお手入れが肝心です。
そしてその剪定したハーブを、ハーブティーにしていただきます。
雨が降っているので作業がしづらいですが、植物達は生き生きしています。



そして・・
こーんなにたくさんの収穫が!

クラブルームがハーブのさわやかな香りで満たされました。
この中からレモンバームとレモングラスを使って、ハーブティーを淹れます。
フレッシュならではの綺麗な色!

 お昼ご飯の準備もできて、みんなでティーパーティーです。
ハーブティーを片手にパンをつまみながら、これからの東田の緑を創出するグリーングリッド計画について、「こんな風になればいいね〜」なんて話をしました。

最後には今回のメンバーで集合写真をぱちり。


ハーブに身も心も癒されたひとときでした。
エンジ村の植物達は梅雨に降った雨をたくさん吸収し、梅雨があけたら夏の日差しを浴びてこれからぐんぐん伸びると思います。
これからはエンジ村にて、ハーブの収穫祭や親子でできるワークショップなどをいろいろと行っていく予定です。
是非是非興味のある方は、季節感を感じながら一緒にエンジ村を作り上げていきましょう〜!

世界を変えるデザイン展~プロダクト紹介vol.4~


今回紹介するプロダクトはこれ。

黒地に模様の入ったおしゃれなサンダル。
鼻緒もソールもしっかりとした作りです。

そしてサンダルの裏側・・この溝の模様、どこかで見た事ありませんか?


ピンと来た方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そう、タイヤです!

このサンダルは廃棄されたタイヤを再利用して作られています。
その名も「Plakkies(プラッキーズ)」!
Plakkies とはアフリカ(南部)で「サンダル」を意味します。

南アフリカでは、ゴミ捨て場に廃棄されたタイヤが不法に焼却され、環境に甚大な影響を及ぼしています。
焼却されずに放置されたタイヤには水が溜まって悪臭が発生したり、そこからマラリアを媒介するハマダラ蚊のボウフラがわいたり、積み上げられた廃タイヤが自然発火して火事になるなどの問題起きています。


一方で、同国ではHIV感染者が増加傾向にあり、感染者の多くは仕事に就くことが難しい現状も問題視されています。

このような課題にチャレンジしようとデザインされたのが、この廃タイヤを使ったサンダルのPlakkiesです。

Plakkiesの製造工場ではスラム居住者やHIV感染者を雇用しており、HIV感染者の従業員には抗エイズ薬が毎日の食事時間に無償で配布されます。
工場内では「安全」「職業訓練」「健康」を最重要課題としており、他の仕事を解雇された後の生活再建の機会になっています。


今回デザイン展で展示されているPlakkiesは黒でかっこいいタイプのものですが、他にもカラフルなデザインがいっぱい!
このサンダルの配色やデザインされているパターンは、工場周辺のスラム出身の孤児たちによるものです。
(是非Plakkiesで画像検索してみて下さい)
太陽のようなパターンや、鮮やかな色合いがとってもおしゃれ!
子ども達の創造性の豊かさを感じますね。
このPlakkiesで得られた収益は、南アフリカの子どもの権利を守るための組織「キッズライツ孤児プロジェクト」に全額寄付されます。
デザイン展では詳しい説明の書かれた
キャプションがついています。

このサンダル一つで、廃タイヤの再利用・スラム居住者とHIV感染者の雇用・子ども達の権利のための寄付、と3つの課題にチャレンジしています。
サンダルの素材からデザイン、製造工程、収益まで、一つでも多くの笑顔を支えるためのアイディアが反映されています。
造形だけではなく、出来上がる前と後まで含めて「世界を変えるデザイン」なのです。

たかがサンダル、されどサンダル。

私たちの生活にある身近なものにも、世界を変えるための可能性を感じるプロダクツでした。
是非世界を変えるデザイン展でPlakkiesを見て、手に取って、サンダルから世界を見てみませんか?



 「世界を変えるデザイン展」
[運営]NPO法人 里山を考える会
 詳細→ http://www.satoyama.cn/news/1206_1.html
 5.25(金)→6.30(土)
 北九州市環境ミュージアム
 アクセス→ http://eco-museum.com/access.html
 開館時間9:00〜17:00(休館日:月曜日)
 入場無料 

 7.6(金)→7.30(土)
 北九州市エコライフプラザ
 アクセス→http://www.ecolifeplaza.com/gaiyou/gaiyou.htm
 開館時間 10:00〜19:00
 8.2(火)→8.31(金)
 山田緑地
 アクセス→http://yamada-park.com/access.html
 開園時間 9:00→17:00(休園日:火曜日)
 入場無料

2012年6月22日金曜日

宅内表示器がやってきた〜!


こんにちは、大根田です。
な、な、なんと
この記事で「東田エコクラブってなにしてるの?」ブログへの投稿が
記念すべき100回目となりました! やったー!

しかしまだまだこれから!
引き続き里山を考える会が行う熱い活動の軌跡を綴っていきたいと思います。
世界を変えるデザイン展プロダクト紹介シリーズもお見逃しなく!

さて。
今日は東田エコクラブに気になるあいつがやってきました
その名も『宅内表示器』!


いわゆるタブレットってやつです。
白いボディが素敵ですね。

この宅内表示器は東田で行われているスマートコミュニティ創造事業の一環として、
各家庭でエネルギーの見える化をさせるためのアイテムです。

スマートコミュニティの実証を行っている東田では、
東田コジェネという天然ガスを燃料にした発電所が電気を作り、各家庭や施設に供給しています。
また、東田のいたるところに設置された太陽光エネルギー、風力エネルギー、水素エネルギーを利用した発電装置により電力が作られます。
これらの東田コジェネや自然エネルギーで発電される電力を東田に住む皆さんがいかに賢く使っていくのか、
これも一つのスマートコミュニティの考え方です。

宅内表示器には、
電気を賢く使う為の司令塔、「地域節電所」から「いまは電気をたくさん使えます」「今ピークです、節電にご協力を!」などの情報や、毎日変動するエネルギーの電力供給量の予報が配信されます。
この情報伝達には各家庭に設置されるスマートメータを介すのですが…、このあたりの説明をするともっともっと時間がかかってしまうのでこの辺で。

とりあえず、
家庭内で電気の状況が分かる事によって、地域に住む皆さんが自らエネルギーの使い方を考える事ができ、エネルギーと人とのいい関係を作る事ができるんです。


宅内表示器の液晶画面はタッチパネルになっており、電気使用量のグラフ、電気料金表、電力需要などのメニューを指でピピッと簡単に操作できます。


今日の東田エコクラブの電気使用量のグラフを見ると、
東田エコクラブが開いた9時頃から電力が多く使われているのがわかります。

何時にどれくらい電気を使ったかなんて、今まで見る機会なかったですよね…
また、何月何日はどのくらい電気を使ったかもさかのぼってみる事もできるんです。
このように何時にどれくらい電力を使ったかを見る事によって、
昨日はこの時間に電気を使い過ぎだな〜節電を心がけよう!と思ったりするわけです。

今のところ使用できない機能がある宅内表示器。
まだまだ内に秘めた可能性を感じます。
この宅内表示機の本領発揮ももうすぐ!
そのときはまたリポートしたいと思います!

世界を変えるデザイン展~プロダクト紹介vol.3~



こんにちは。コバヤシです。息子が最初に覚えた曲は、「ぞうさん」でした。
はじめの「ぞ~」と最後の「よ~」だけでしたけど・・・

ウガンダにいたころ、同じ環境教育隊員だった方から初めて「ぞうさんペーパー」のお話を聞き、
衝撃を受けたことを憶えています。

ぞうさんペーパーは、スリランカで開発、製造されたリサイクルペーパーで、
㈱ミチコーポレーションが現地環境NGOと協働開発した製品です。

原料は現地に生息するセイロン象の糞。

同国では、自然環境が加速度的に破壊されており、
住みかや餌を探して迷いこんだ野生のゾウたちが、
頻繁に人間の民家に入り込んで起こすトラブルや事件が多く発生しているそうです。



ケーゴール(Kegalla)という村には、それらの際に傷ついたり
親を失った象が保護されている“象の孤児院”があり、
その横でこのプロダクトが作られています。



糞の中に大量に含まれる植物繊維を利用して独自の方法で製紙、
画用紙やノートなどに加工。
当初は現地のゴミ資源有効利用を目的とした事業の中での小規模な生産でしたが、
再生した紙を画用紙やノート、さらにはアルバムや名刺などに加工したことで市場での需要を喚起し、現在では日本やアメリカをはじめ、20ヶ国に輸出されているそうです。



実は、私たちの御近所、「いのちのたび博物館」のミュージアムショップでも
販売されているんですよ~



これは、その名も「ワイルド・アート・スケッチブック」。
表紙、中の用紙ともにぞうさんペーパーを使用しています。
この表紙の模様。
なんだと思いますか?
初めて見た時は「なん、この形?ぞうの形が可愛いのに~」なんて思っていたのですが、
実は、「ぞうの足跡」だったんです。
足跡の元となる版は、スリランカの象の足から実際に取ったそうですよ。
そう言われるとぞうの足跡にみえなくもない・・・


スケッチブックの背部の布は、手織りの天然綿布(オーガニック・コットン)を使用しています。

これは開発当初の頃の話ですが、「ぞうさんペーパー」は開発後の数年間は、
正式に輸出入ができなかったそうです。
ワシントン条約において、ゾウの派生物はすべてにおいて輸入不可能でした。
しかし約1年の間、根気よく経済産業省に通い交渉をつづけ、スリランカ政府と日本政府、経済産業省の協力により、ついには条約の本部のジュネーブより特例措置をいただいたそうです。
(ウィキペディア参照)


僕らの冒険が世界を変える


そう、ぞうさんたちが教えてくれているようです。
先日は「Peepoo」で、今回は、「ぞうさんペーパー」。

ウ○チ繋がりで攻めてみましたが、どちらも循環型社会のモデルのようなプロダクツたちでした。

次回もお見逃しなく!








「世界を変えるデザイン展」
[運営]NPO法人 里山を考える会
 詳細→ http://www.satoyama.cn/news/1206_1.html
 5.25(金)→6.30(土)
 北九州市環境ミュージアム
 アクセス→ http://eco-museum.com/access.html
 開館時間9:00〜17:00(休館日:月曜日)
 入場無料 

 7.6(金)→7.30(土)
 北九州市エコライフプラザ
 アクセス→http://www.ecolifeplaza.com/gaiyou/gaiyou.htm
 開館時間 10:00〜19:00
 8.2(火)→8.31(金)
 山田緑地
 アクセス→http://yamada-park.com/access.html
 開園時間 9:00→17:00(休園日:火曜日)
 入場無料
 

2012年6月20日水曜日

世界を変えるデザイン展~プロダクト紹介 vol.2~


こんにちは、大根田です。
前回行った世界を変えるデザイン展のプロダクツ紹介をシリーズ化!
随時更新していきますのでお見逃しなく^▽^!

世界を変えるデザイン展プロダクツ紹介、
今回はコチラ!



空き缶の上に黄色い帽子?円盤?のようなものがはめこまれています。
これはAntivirus(アンチウィルス)、と言って、
使用済みの注射針を安全に廃棄するためのプロダクトです。


発展途上国で注射器を扱う多くの機関は、使用済針を病院や医療センター周辺のゴミ捨て場に捨てている現状にあり、その周辺住民が捨ててあった使用済み針を集め、殺菌せずに再包装して医療機関に高値で転売しています。
そして次の医療行為に使用済みの針が使われてしまうことによって、そこから感染症など病気の蔓延に繋がります・・。
道ばたに注射針が落ちているだけでも危ないですよね。


アンチウィルスは、途上国の難民キャンプや移動保健医療クリニック、病院、人道援助機関やNGOのスタッフ、また現地の人々や子供達の感染症や怪我を防ぐために、デザイナーのハン・ファムさんによってデザインされました。


アンチウィルスは発展途上国でも手に入る空き缶に装着して使います。
真ん中に開いている穴に注射器を刺し、注射針のみを外して缶の中に落とす、という簡単なものです。

世界の飲料用空き缶の形は様々ですが、そのほとんど(90%)に合うサイズ。
1缶に150400本もの針を収納することが可能です。一定量の針を収納した容器は、更に専用の回収容器があり、手が入らないサイズ(直径20cm)のパイプ口から容器ごと投入し廃棄します。

取り付けは、一押しするだけで自動的に閉まって接着剤などを使わずにセットでき、一回はめると外れにくい仕組みです。
帽子のつばのように首周りが広がっているため、針の取り外し作業中に針先が缶を抑えている手に刺さらないようになっています。
穴も小さいので子どもが指を入れてしまう心配もありません。

安全性や衛生面を確保する為に「NON REUSENABLE(繰り返し使う事はできません)」と書かれ、使い捨てですが、アンチウィルスはポリプロピレンでできているため安価で、コストパフォーマンスにも優れています。



とても簡単な作りに見えて、すみずみまで考えられて作られているんですね〜

このアンチウィルスをファムさんがデザインするに至ったのには、ファムさんの生い立ちが深く関係しています。
肝心の生い立ちは、世界を変えるデザイン展に実際足を運んでキャプションを読んでみてくださいね!

世界を変えるデザイン展に並ぶプロダクトには、
ひとつひとつに、デザインした人の想いやそれに至った経緯があります。
プロダクツを作り、売る事がビジネスだとしても、より良い生活環境を提供したいという想いは同じだと思います。

また、この世界を変えるデザイン展では、展示会には珍しくプロダクトを自由に手に取る事ができます。
現在は環境ミュージアムにて展示をしていますが、今後「北九州市エコライフプラザ」、「山田緑地」と持ち回りで展示を行っていきます。
是非是非、お近くの会場でプロダクトを手に取って、その想いを肌で感じてみて下さいね!
  
「世界を変えるデザイン展」 
[運営]NPO法人 里山を考える会
詳細→ http://www.satoyama.cn/news/1206_1.html
 5.25(金)→6.30(土)
 北九州市環境ミュージアム 
 アクセス→ http://eco-museum.com/access.html
 開館時間9:00〜17:00(休館日:月曜日)
 入場無料 

 7.6(金)→7.30(土)
 北九州市エコライフプラザ
 アクセス→http://www.ecolifeplaza.com/gaiyou/gaiyou.htm
 開館時間 10:00〜19:00

 8.2(火)→8.31(金)
 山田緑地
 アクセス→http://yamada-park.com/access.html
 開園時間 9:00→17:00(休園日:火曜日)
 入場無料


2012年6月19日火曜日

世界を変えるデザイン展~プロダクト紹介 vol.1~


こんにちは。久々の登場、コバヤシです。
めっきり梅雨の季節ですね~
東田エコクラブのゴーヤやブドウたちも恵の雨に大喜び。
人間にとっては少し蒸し暑い季節の到来です。
クールビズで乗り切りましょう!


さて、現在環境ミュージアムでは、「世界を変えるデザイン展」を開催中です。

“デザイン”とは一見、現代的でファッショナブルで消費社会でのみ、
その価値を発揮するもののように思えます。

しかし、デザインには世界を変える力がある。

それを証明するプロダクツを紹介しているのが、この「世界を変えるデザイン展」です。

一つ一つのプロダクトには、デザイナーの想いや製作に至った背景など、
様々なストーリーがあります。
どれも興味深いものばかり。

市内にお住まいの方は、ぜひぜひ足を運んで頂き、
実際のプロダクツを手に取って、使って、体験していただきたいのですが、
遠方の方やどうしても来ることが難しいという方のために、
このブログで紹介していきたいと思います。

里山を考える会のHPでも、いくつかのプロダクツを紹介していますので、ご覧ください。




記念すべき第1回目の紹介プロダクトは、、、
PeePoo(ピープー)』

Pee とは、英語の幼児語で「おしっこ」、Pooは「うんち」の意味。

全世界の40%にあたる約26億人の人々がトイレを使用出来ない現状。
ケニアのスラム街では排泄物をビニール袋に入れ、屋外へ放り投げる「フライングトイレット」という習慣があり、
常に不衛生な状態です。
充分な処理のされていない排泄物は水質汚染を引き起こし、それによる感染症の蔓延から、
15秒に1人の割合で子どもたちが亡くなっています。

そんな課題を解決すべく、スウェーデンのPEEPOOPLE社が開発した、
ポータブルかつローコストの簡易便器がこのプロダクトです。

14X38cmの掌サイズで、排出物が汚染しないような多層構造になっています。
外側のデザインもまるでラッピング袋のようにお洒落ですよね。


袋の樹脂はEU基準を満たす高品質のバイオマスプラスチックでできており、
安全に地球に還すことができます。また、袋の内側は無害な尿素でコーティングされており、この尿素が便や尿と触れることで酵素を分解させ、アンモニアと炭酸塩になる仕組みです。

バクテリアやウイルスなど病気をもたらす便の有機体は24週間で不活性化され、高品質な肥料に変わります。

栄養たっぷりのこの肥料は作物の成育に適していることから、
収穫も増え、市販の化学肥料よりも安価で安全です
また、高付加価値の肥料として取引されるため、住民の収入源としても期待されています。 


Peepooが画期的なのは、水がいらないトイレを実現したこと。

衛生設備のように莫大なコストやメンテナンスも必要なく、
すぐにトイレ不足の課題を解消することができます。現在インドやバングラディッシュ、ケニア、ネパールで試験的に販売されているそうです。



課題に対する策は、必ずしも最先端の技術にのみあるわけではない。

ローテクでも、知恵を絞り発想を転換することで、問題解決に繋がることをこのプロダクトは示しています。


                                        

全てはこの笑顔のために^^

 うーん、23週間で不活性化→高品質な堆肥。
凄く試してみたい!! 「いつ、どこで?」 それが問題ですが・・・

この画期的なプロダクトを見てみたい方は、是非環境ミュージアムへ!




「世界を変えるデザイン展」 

[運営]NPO法人 里山を考える会
詳細→ http://www.satoyama.cn/news/1206_1.html
 5.25(金)→6.30(土)
 北九州市環境ミュージアム 
 アクセス→ http://eco-museum.com/access.html
 開館時間9:00〜17:00(休館日:月曜日)
 入場無料 

 7.6(金)→7.30(土)
 北九州市エコライフプラザ
 アクセス→http://www.ecolifeplaza.com/gaiyou/gaiyou.htm
 開館時間 10:00〜19:00

 8.2(火)→8.31(金)
 山田緑地
 アクセス→http://yamada-park.com/access.html
 開園時間 9:00→17:00(休園日:火曜日)
 入場無料

ロボットフォーラム・ワールドカフェ

大根田です、こんにちは!

2012年6月13日(水)に、
西日本総合展示場にて行われた第52回西日本総合機械展、ロボットフォーラムに行って参りました。

ロボットと里山?
先進的なものと昔ながらのもの、電子機器と自然・・
全く逆なもののように感じてしまいますが、
でも全く関係がないわけではありません。

今回はロボットフォーラムに、里山を考える会にある”つながり”の一つとして、
「ロボットフォーラム・ワールドカフェ」のお手伝いに私が馳せ参じる事となりました。

ワールドカフェというものも皆さんご存知でしょうか?
「ワールド・カフェは、人々がカフェにある空間のようなオープンで創造性に富んだ会話ができる場とプロセスを用意することで、組織やコミュニティの文化や状況の共有や新しい知識の生成を行うファシリテーションプロセスです」
だ、そうです!
つまり会議のような重苦しい雰囲気ではなく、カフェのようなオープンな雰囲気で、
席替えを交えながら参加者の自由なアイディアが花の花粉の様に広がり、実を結ぶという手法です。
私自身ワールド・カフェは初めてでしたが、初めての人でも意見の出しやすい場でした。



ワールド・カフェまで時間があったので、
機械展の中も見てきました。
そこでヤスカワくんに初対面!
ヤ、ヤスカワくんが・・ミラーをデコっとる!!! 現代っ子!!!


今(?)話題の3Dプリンターはもう汎用化されているようで、
数種類ありました。みなさんならどうやって使いますか?


そしてエコなグッズも紹介されていました。
ペットボトルキャップをリサイクルし、カラフルなプランターができるんです。
着色料も使わずペットボトルキャップだけでこんな鮮やかな色が出るそうです。


このペッドボトルキャップを色別に分別するのに、ロボットが登場します。


都市の水の循環を助けるブロックもあったりとか。
そのブロックに使う炭は竹を利用しているそうです。
最新の技術はエコや環境にも使われているんですね〜
いやはや、勉強になりました。

さて、その後ワールドカフェのお手伝いに。
今回のテーマは「10年後の北九州のロボット社会について」です!

十数名が集まり、4つのテーブルに着いてスタートします。
 今回のメンバーは市役所の方から、大学の教授、企業の方、ロボットファンの方と顔ぶれも様々!
お菓子を食べながら、真ん中にある模造紙に好きに落書きしていきます。


私が担当した席は2018年に発売するgoogleの自動運転カーを北九州市で走らせる!?という話題が熱かったです。


その後席替えしてやって来た方からは、ルンバの話題が。
ルンバにスマートフォンを乗せると警備ロボットになったりとか?!

しかしロボットに頼りすぎると、人間の身体能力が退化してしまうのでは・・?
ロボットを動かすエネルギーは・・?



最後には私のテーブルはこんなかんじになりました。
書き込みがびっしり!


ロボットに興味関心のある方々のお話はとて面白く、
新たな分野のつながりもできた機会でした。
様々な分野に興味関心を持ち、それをどう”里山的考え方”のもと持続可能な社会に落とし込んでいくか・・こんなお手伝いに参加する事も、里山を考える会のお仕事なのでした。